Rhino Modeling

第8回 PDQについて(1)

 今回のPDQは内容が盛り沢山。。

 PDQ(Product Data Quality)は自工会(日本自動車工業会)がCADデータ交換の流通を促進させるために取り決めたガイドラインです。2005年8月にはPDQがISOの規格化テーマとなり、2008年に規格発効を目指すことが決定しました。

 私の勤める会社(オーブ)では、1999年ころから"日経DIGITAL ENGINEERING","日経デザイン",CAD&CGなどでこのPDQが解説されはじめ、CAD間のデータ交換が頭を悩ましていた当時、悔いるように情報を集めていました。そして2000年ごろELYSIUM社製CADdoctorをデモ版で十分に試した後、オブジェクトの検査のみのバージョンを20万円で購入しました。フルバージョンは自動修正機能も付いて便利でしたが不具合個所の全てを自動で直すことができ無いことから最終的には手加工の部分が多かったので、加工修正するならRhinoのほうがレスポンスが良かったこととフルバージョンは100万位したので検査のみのバージョンを選択しました。残念ながらその後この検査のみのバージョンはリリースされなくなってしまいました。((--,)あの時個人用に1本買っておけば良かったかなぁ)
 このソフトのおかげで不具合になりやすいデータが解り、データ修正をすることによりクライアントとのスムーズなデータ交換が可能となりました。

さてPDQの中身については自工会のホームページで詳しくかかれているのでここではRhinoのモデリングでエラーになりやすい項目を取り上げてみます。
 
 Rhinoでモデリングしていると「注意深くオープンエッジをチェックしているのにブーリアンできない、トリムできない、、」といったことが起こります。これには、オブジェクトの品質が悪い場合と、バージョンが上がって間もない頃のソフト内のバグの場合があります。(ソフトに慣れていても問題がどちらなのか判断に苦労する時があります。)なので簡単にRhinoだけの操作で判断ができないのですが、この場合の品質の悪いデータとしては「自己交差」があげられます。
 Rhinoのモデリングでは問題にならなかったのにデータ交換で問題になるのは「エッジ間のトレランス」、「コントロールポイントの密集」が多いです。
 その他に物理的に存在できないと考えられる形状がエラーとなります。

 まだPDQについては何度か解説する予定です。(あまり必要ではないかな?)
  1. 2006/11/20(月) 00:18:37|
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