Rhino Modeling

オブジェクト情報

Rhinocerosには、作図したり読み込んだりしたオブジェクトの情報を確認するための[オブジェクト情報]という情報パラメータ(画面)があります。
オブジェクトを選択した状態で Propertiesを選択しプロパティを開き、“詳細”ボタンをクリックするとオブジェクト情報が開きます。
 オペレーションを覚え始め、初めてパラメータを見ると中に書かれている内容が全くわかりませんが、NURBSモデリングにとって必要な情報を見ることができます。その中でも特に重要なのは、ジオメトリの項目になります。
 
 オブジェクト情報はスペースの関係でコンパクトにまとめているのですが、複数オブジェクトを選択した場合、どのオブジェクトが何行目から何行目までがそのオブジェクトなのか、知りたい情報がどこに書かれているのかを判断できるまでに慣れが必要です。また、常にオブジェクトにある全ての情報を毎回同じように表示させていないので慣れるのに時間がかかる原因になっています。

  1. 2008/05/20(火) 15:07:01|
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3次元空間を自由に使う

 人は物を見て形状を認識するとき、最初に捉えるのは外形のシルエットと色のコントラストの差がはっきりとした形状を認識します。
その後、稜線形状に視線を動かし面が作る変化などを捉え、量感(膨らみ)などをつかみ詳細な形を理解します。
順番として外形→稜線→量感となり量感は最後のように思われますが、形状を眺めるとき対象となる形状を中心に回るように角度を変えて見定めると、シルエットになる外形は面の膨らみの際であったり稜線であったりします。膨らみが大きければシルエットは変わります。立体物を表現する上で外形/稜線/量感どれも重要であることが解ります。

 デザイナーはスケッチを描くときシルエットと稜線を追って紙に描きます。シルエットと稜線を決めて描くのは2次元上で形を表現する上で早く簡単に描くことができるからです。中にはスケッチが上手く面の持つ量感まで表現できる人もいますが、なかなか正しいパースでそれぞれの面の膨らみまで正確にとらえ描き出せる人はいません。
その後、実際の立体物(モデル)をデザイナーが描いたスケッチと図面をもとに、それぞれの面の膨らみと稜線のつじつまが合うか検討して形を表現します。稜線は2つの様々な表情(膨らんでいたり、凹んでいたり)の面が交わって形作られます。
「稜線をこの形にしたいけど面の膨らみは凹み、逆にねじれてしまう」など稜線の形状を守ると、スケッチだけで検討していた時には想像もつかなかった膨らみにしなければ成り立たないことが多くあります。稜線形状と面の量感(膨らみや凹み)、そしてシルエットは密接な関係を持っています。
 
 3次元CADが使われていなかった時は、納得がいくまでスケッチと図面そしてモデルの工程を時間と予算が許す限り何度も繰り返していました。

 3次元CADをスケッチと併用することにより、この工程を仮想空間内で素早く一人で検討できるようになります。
 Rhinoを使って簡単なモデルを作り、シェーディングまたはレンダリングした画像を使って、直接画像にスケッチし、それに合わせてモデリングすることにより面構成に無理がなく作り込むことができます。
 さらに、ラフモデルでは内容物が入るかなど正確に検討することができないですが、仮想空間だと細かな設計要件も同時に考慮しモデリングすることができます。

 3次元空間を自由に使うには、3面図法のような複数のビューを見て位置を抑えるだけでなく、彫刻を眺め見るように自由な視点でスクロールしながら形状を見定めます。
 特に正確に面の変化を捉えたいとき人は、その面の法線方向(垂直方向)でなく面に目を近づけ、面に対し視線を平行にして表面の変化を確認します。実際には顔を近づけることができない視点から、望遠や接写問わず仮想空間だと全ての視点から形状確認できます。



 しかし、現在のCADの入力装置、表示装置は、ともに2次元のデバイスです。
画面はスクロールすることによって初めて立体として形状を把握でき、入力指示するクリックした位置は画面に表示された奥行き方向のどの位置なのか理解しておかなくてはなりません。
 そのためには視点位置、スクロールの中心点を自由に変更でき、望遠や接写、パースを付けるのか平行ビューにするのかを目的に合わせ切り替えられ、作業平面を思い通りの位置に移動、作業平面の角度をオブジェクトに合わせられることが非常に重要になります。作図/編集コマンドを重要視しがちですが、このことはオペレーションの基本で、自由に使うために最初にマスターしなければならないことです。

 私が購入した当時からRhinocerosは、この部分において他のCADより非常に優れていたことも購入選択した理由の一つです。

  1. 2008/05/15(木) 19:35:28|
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データ品質

データ品質と言うとよくPDQ(Product Data Quality)と耳にしますが、PDQとはJAMA(日本自動車
工業会)とJAPIA(日本自動車部品工業会)が中心となり自動車メーカー、部品メーカーの合意の
下、各メジャーCADベンダーも加わりデータ授受の判断基準を決めたガイドラインです。
それまでは、やり取りの度に当事者同士で決めていた事(基準)を、様々な業者間でスムーズな
データ交換を目的に作られた基準です。
PDQを使って不具合があったデータを品質改善することにより80%解決でき、トータルで95%の
成功が見られたそうです。

不具合のデータを、そのままにしてPDQを基に根本的に作り変えないと悪いデータは悪い
データとして引きずるようになります。デザイナーから設計、設計から解析、設計から金型へ
それぞれに修正時間を要する事となります。
このことは、トータルで考えると大きなロスであることが解ります。(日本自動車工業会が
まとめたデータによると、それまで業界全体で年間25万件、71億円の損失が発生していると
ありました。)

PDQガイドラインで問題になりそうな箇所をできるだけ作らずに完成させることがデータ品質を
良くする事に繋がります。NURBSモデリングはNURBS要素そのものを使って作図/編集するので、
品質を考慮に入れてモデリングすることができます。

 このブログの左下Linksにも紹介していますHintのホームページの「CAD/CAMユーザのための
PDQ入門」は大変丁寧に書かれています。PDQを知りたい方にお勧めいたします。
 


テーマ別フォーラム→基礎講座 を選択後ログインを要求されますが最上部の ゲストログインから
入って再び テーマ別フォーラム→基礎講座 を選択し CAD/CAMユーザのためのPDQ入門 を
選択。


  1. 2008/05/14(水) 11:07:46|
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テキスト作成中

スクールのテキスト作成中です。

ただ今60べージ


まだまだ、、、

フー ( ̄‥ ̄) = =3
  1. 2008/05/01(木) 10:20:31|
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何故NURBSモデリングなのか?

 RhinocerosはNURBSを使った3次元CADです。
NURBSモデリングは、NURBSの概念を理解し、コマンドで作図編集されるオブジェクトがどのような要素状態になるか把握し、自由曲面を思い通りに操り、品質の良いデータを素早く作図編集する方法です。

 多くの人は3次元CADを使ってのモデリングの難しさを日々感じていると思います。
作業が完成に近き「トリムが実行できない」「あと、この穴を塞げば完成なのに」「穴を塞いだけど綺麗につながらない」「最後のブーリアンができない」と何度もこのような問題に悩ませられます。
 長い時間をかけやっと完成したデータを、受け手側のCADにソリッドデータとして読み込ませなくてはなりません。
「読み込む途中でエラーになってまったく読めない」「読み込めたけど、これは何のデータ?」「トリムラインが外れている?」「穴だらけのデータだね」と担当者から連絡をもらい、再び修正に多くの時間と労力をかけなければなりません。
 
何故このようなことが起きたのでしょう?

 原因は、それまで形状表現に使っていた図面を基にしたアプローチ方法で、入力していることにあります。
 3次元CADのソフト内部で形状はNURBSを使って表現されるのに対して、ユーザーはNURBSを理解することなく、今までの立体表現方法で作図しています。
 図面による立体表現をそのままアプローチ方法として作図することによって、ソフトが忠実(無理)にNURBSに置き換え複雑なデータにしていました。
複雑なデータは、モデリングの時もエラーが起こりやすくコマンドが実行できない状態を作りだし、なんとかソリッドデータとして完成したとしても、後工程のCADで読み込むとき使い物にならないデータになっていたのです。

 しかも、図面による立体表現では自由曲面を持つ形状は曖昧な表現でしかできず、図面のみでやり取りしていたころは実際の形状を作る人に任せていたところがあります。
 3次元CADでは曖昧は許されず完璧なソリッドモデルを要求されてしまいます。
 「あと、この穴を塞げば完成なのに」と思うのは形状認識が甘く、図面的なアプローチ方法で作図していることが原因だと言えます。
 なぜならNURBSは自由曲面を表現し易い方法であるからです。

 NURBSモデリングは、3次元CADで使われているNURBSの概念を理解し、NURBSに合ったアプローチ方法で入力することにより、自由曲面を思い通りに使い、コマンドの理解を深め、品質の良いデータを作り、無理なく後工程にデータを渡すことができ、時間短縮とコスト削減を可能にします。
  1. 2008/05/01(木) 10:01:52|
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